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家族葬・直接葬から一般葬まで幅広く従事してきた元葬儀社スタッフのつぶやき
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ここ数日、悲惨な火事が続いています。

特に気になったのが、6日千葉県松戸市の団住で、子供3人が亡くなった火災です

当初の記事では、、母親は出火当時、子供を置いて病院に通院していたとの事
事情を考えると致し方ないのか、もっと他の大人が手助けする方法が無かったのか
同情的な見方をしていました。

しかしここに来て、母親が出かけた先は病院ではなく、パチンコ店に行っていたことが
分かった。

子供は4歳と3歳それに生後6ヶ月の3人、この日母親は午前10時前、団地から
知人男性と2人でパチンコ店に歩いて出掛け、いったん午後2時40分ごろに帰宅
子供たちに昼食を食べさせ、鍵をかけて部屋を出て午後3時10分ごろ再びパチンコ店
に向かったという。

ほぼ一日子供をほったらかし状態の無責任な行動、昼ご飯が3時前、ほんとにパチンコ
に没頭していたのでしょう、一緒にいた男は何も言わなかったのでしょうか

最近、こんな無責任な母親の話をよく聞きます、ほんの十数年前、何人かの離婚
した母親と接することがありましたが、皆共通していたのは、絶対に誰にも頼らず
1人で子供を育て上げるという強い信念を持っていたこと、自分の遊びの時間など
二の次、三の次でした。

私が葬儀という仕事に入った頃、立て続けに2件、育児ノイローゼによる育児放棄と
虐待で幼児が亡くなる事件に係わりました。
しかしこの二つの悲しい事件は今回や最近聞く育児放棄とは全く性質が違うように
思えます、この二つの事件には、それなりの背景がありました。

今回の火事と私が最近耳にする例とは事情が違うのかも知れませんが
最近幼い子供をほっといて、何かにとり付かれたように、遊びや男に走る、背景や
事情など全く見えてこない、病的な育児放棄が増えて来ている様な気がします。

おそらく当の本人は、周りの大人の助言や注意などには耳を貸さないかも知れません
しかし当たり前の話ですが、子供には将来があります、やはり辛抱強く周りの大人が
注意して見守っていかなければいけないと強く感じます。

亡くなった子供さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


愛する人を亡くした人の為の100の言葉


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葬儀スタッフ
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葬祭業スタッフ
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葬祭業歴、10年弱、前職は橋梁メーカーで品質管理を担当、昔は地図に残る仕事、現在は心に残る仕事をめざしてます。
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